屋外の木部は雨や紫外線などの影響を受けて劣化したり色あせてきます。
痛みの進行を防ぐために木部着色塗料を塗って木を長持ちさせましょう。
一般的な塗料やニスは、 木の表面に膜を造りますが、木部保護着色塗料は木に染み込ませて着色するタイプで、木目を残し木の風合いを生かした仕上がりになるのが特徴です。
ウッドデッキは色があせてきたり表面が痛んだり、粉っぽくなったら塗り替えのサインです。
屋外木部保護ステイン 水性タイプ ウッドエバープロテクトは、シリコンアクリル樹脂とHALS&UVカット剤の効果で木部の超耐久を実現しています。
紫外線に強いので屋外のウッドデッキやラティスに最適です。
長く使い込んだウッドデッキをそのままにしておくと太陽の光は雨で表面が色褪せたり、藻やカビが発生して黒ずんでいきます。
また塗った塗膜の保護機能がなくなり、木の素材自体が劣化していくことになる。
そうなる前に専用の木部保護塗料を塗って、長持ちさせます。
木を彩るキシラデコールはログハウス、ウッドデッキ、ガーデングッズなどの木造建築物や木材木製品は常に日光や雨、害虫、カビ、藻、腐朽菌、ヤニなどの外敵により劣化・変色が進行していくので塗装によるメンテナンスが必要です。
塗装から数年が経ち全体が色あせています。
塗料の保護効果の低下しているので塗り換えが必要です。
塗装をする目的
塗装の目的は、木材をシロアリやカビなどから保護して、耐久性を高め風化や腐朽から守ることです。
準備する道具
下地処理に使用
サンドペーパー
やすりに使います。
ウエス
雑巾のようなものです。
養生に使用
マスキングテープ
塗りたくない・はみ出しては困る場所を保護するマスキングテープ。
マスカー
テープとシートが一体になっている
ビニールシートや新聞紙は下に敷いて汚れを防ぎます。
下地処理に使うサンドペーパー、ワイヤーブラシ、皮スキ、洗浄に使うデッキブラシ、雑巾たわし、塗料を混ぜるヘラ、塗料を小分けする下げ缶や保存等の別容器も用意しましょう。(ただし長期的な保存には適しません。)
塗装時の服装は作業着または汚れても良い服装で作業をしましょう。手袋も忘れずに用意します。
ウッドデッキの上に置いてあるものはあらかじめとかしておきましょう。
新聞紙
新聞紙も役に立ちます。
塗装に使用
刷毛(ハケ)
木部着色剤用のハケが適している。普通のハゲに比べ弾力性がありウッドエバープロテクトに最適です。
柄の部分に角度が付いている万能用スイジカイバケもおすすめです。
隙間用ベンダー
コテバケ
受け皿
つぎ柄
下地を確認
水性用の塗料は木に染み込ませるため、浸透を妨げる塗料やニス・ワックスなどで塗装されているものには、染み込まないで弾いてしまうため塗れません。
着色塗料以外のニスやワックスなどが塗られている場合はサンドペーパーで取り除きましょう。
完全に取り除かないと吸い込みムラのある仕上がりになってしまいます。
木が湿っているとウッドエバープロテクトが染み込みにくく、剥がれの原因となりますので、十分に乾燥させましょう。
下地処理
泥やコケなどの汚れは、予めデッキブラシを使い水洗いをしましょう。
水洗いをした後は必ず良く乾燥させてください。
表面に光沢がある場合は浸透性を高めるために、ザラつきがある場合は表面を滑らかにするために全体を240番程度のサンドペーパーをかけます。
木目に沿って一定の力をかけて小さなストロークで全体をまんべんなく整えていきます。
ラティス部分にはワイヤーブラシがおすすめです。
サンドペーパーをかけた後の削りカスは雑巾や本気で綺麗に取り除きましょう。
面積が広い場合はオービタルサンダーを使うと便利です。
表面の劣化が激しい場合はサンドペーパーをかける前に、皮スキやワイヤーブラシで予め削り落としてからサンドペーパーをかけましょう。
最初にウッドデッキついた汚れやささくれをサンダーやサンドペーパーを使って綺麗に取り除きます。
サンドペーパーは、目の細さや粗さで番号が決まっている。
番号が大きいほど目が細い。
番号が小さいほど目が荒い。
180番ぐらいでやるのがいい
塗料を塗る前には汚れやゴミを引き取ります。
汚れがひどく水洗いした場合は十分に乾燥させます。
サンドペーパーで下地処理をしておくときれいな仕上がりになります。広い面は電気サンダを使えば便利です。
汚れ落とし
終わったらホコリをしっかりと払ってください。
デッキがカビや日焼けで黒ずんでいる場合は、除カビと元の白さを取り戻すホワイティーを使用しましょう。
養生(マスキング作業)
次に塗装したい箇所マスキングテープやマスカーで養生します。
塗料のはみ出しを防ぐために、塗りたくない部分にマスキングテープを貼りましょう。
塗装は天気の良い日に行いましょう。
塗料は色の粉が沈んでいる場合があるので使用前によくかき混ぜましょう。
蓋を開ける前に容器を逆さにして振って、蓋を開けて、さらにヘラなどで缶の底から十分にかき混ぜましょう。肝臓にどろっとした塊がなくなるまでよく混ぜましょう。
十分にかき混ぜた後に使用する部分だけを小分けして容器に移します。
気温が高い時は館の中の空気が膨張し蓋を開ける際に塗料が飛び散ることがあります。
蓋を開ける際ウエスなどをかぶせて飛び散りに注意しましょう。
新しい刷毛を使う場合には、抜ける毛をあらかじめ取り除いておきましょう。
ハケの根元まで塗料をたっぷりつけると厚塗りの原因となりますので毛先の2/3程度まで塗料ぶつけ余分な塗料を容器や取り皿のフチで落としましょう。
金具などを塗装したくない部分はマスキングテープやマスカーを使って養生しておきます。
塗る(一回目)
塗り進めていって出口がないと言ったことにならないように、あらかじめ塗る順番を決めてから作業するようにしましょう。
まずラティスから塗っています。
ラティスの格子の側面を最初に塗っていきます。側面を全て塗り終えたら広い面を塗っていきます。
ハケが入っていかない隙間にはベンダーを使うと便利です。
端の方から塗り始めて木目に沿って木に染み込ませるように塗り広げていきましょう。
単一的な仕上がりになる塗料とは違い、木の状態によって仕上がりに変化が生じ自然な風合いを醸し出すこともウッドエバープロテクトの特徴です。
ウッドエバープロテクトは樹脂の特性で塗料直後は白っぽく見えますが乾燥すると本来の色になります。
染み込みきらなかった塗料が表面に残らないように刷毛で塗り拡げて一度に厚く塗りすぎないようにしましょう。
デッキ板とデッキ板の間の狭い隙間は、はけの毛先を入れて塗ります。はけに塗料を含ませすぎるとウッドデッキの下に垂れてしまいますので注意してください。
小口は雨が木の内部に染み込みやすいく痛みの原因になってしまいますので、たっぷり染み込ませるように塗って保護してください。
広い部分を塗る場合はコテ刷毛を使って塗ると効率良く濡れるようになります。
均等な力で木目に沿って塗りましょう。
ウッドエバープロテクトはもともと粘度が低いので薄める必要がありません。
ウッドエバープロテクトは通常2回塗りです。1回目と2回目の塗装の間隔は2時間以上あけましょう。
木がしっかり乾燥したこと確認して、狭い部分や塗りにくい部分からはハケを使って塗装していきます。
木に浸透させるように塗装を行ってください。
デッキ材の隙間などハケが入らない場所はベンダーと言う道具で塗装を行っていきます。
広い面はローラーやコテ刷毛などを使って木目に沿って塗っていきます。
塗料の塗り重ね回数に従って塗装を行っていってください。
塗料は顔料が缶の底に沈んでいますので缶をよく振って攪拌します。
まず床板の隙間を隙間用ベンダーで塗ります。
次に入り組んだ部分はハケで隅や境目などを塗ります。
最後に平面を塗ります。
厚塗りせずに木目に沿って塗装します。
防虫防腐塗料のキラデコール
ゴム手袋の上に軍手を付けると丈夫で手が汚れにくいです
キシラデコールの中身をよく混ぜ合わせます
必要な部分だけカップに注ぎ入れます
注ぎ口はウエスで拭き取っておきます
刷毛でキシラデコールを見てきます
厚塗りせず浸透させながら伸ばしていくようになります
通常のペンキは皮膜を作って色をつける塗料ですがキシラデコールは木の中に浸透させていくことにより防虫防腐効果を持たせる浸透性塗料です
木の割れ防止機能もあります
また木目はそのまま生かすことができます
塗り重ねる回数は早めのメンテナンスでは1回~2回塗り
初めて塗る時は2回以上重ね塗りをするようにしましょう
制作時に塗装する場合は組み立てる材料の段階で塗装します
ノコギリなどで切断するたびに切り口を塗装します
塗装のたれやすい場所を塗りにくい場所はウェスに塗料を染み込ませて塗ると簡単です
刷毛の代わりに全てをウェスで塗る方法もありますが 耐薬品性の手袋を使用しないとすぐに穴が開いてしまいます
塗る(二回目)
2回目の塗装は1回目に塗装した面が完全に乾燥している状態になっているか確かめてから塗るようにしましょう。
1回目の塗装で表面のざらつきが気になる場合は、軽く400番ぐらいでサンドペーパーをかけるとより表面が滑らかになります。
2回目の塗装は1回目と同様に塗っていきます。
ウッドエバープロテクトは一回塗りで十分着色しますが、本来の耐久性を得るには必ず2回塗りが必要です。
2回目の塗装も厚塗りには十分注意して塗りましょう。
2回目の塗装が終わったら1日以上乾燥させて完全に乾かしてから利用するしましょう。
後始末
塗り終わったらマスキングテープ外していきます。
ウッドエバープロテクトは水性なので用具の手入れは水で行います。
はけは乾く前に新聞紙で拭き取り石けん水で洗浄し最後に水洗いし陰干ししましょう。
仕上げは色ムラ等がないように薄い箇所や塗り残し箇所を塗って、養生剥がして完成です。
- 保護
- 美観
- かつお
- 階段の上り下りの負担がない
- 生活導線が1階で完結するので家事が楽
- 開放的な空間を作りやすい
- 階段スペースを有効活用できる
- 家族間のコミュニケーションが良好
- 構造的に安定して強い
- メンテナンスが容易で費用を抑えられる
- バリアフリーで老後も安心
費用の差額 8,500円-7,500円=1,000円 1,000円×3~5回=3,000~5,000円
専ら居住の用に供せられる建築物のこと
延床面積は、建物の各階の床面積を合計した面積になります。
例えば、1階が80㎡で2階が70㎡であれば、延べ床面積は80㎡+70㎡=150㎡となります。
80㎡ + 70㎡ = 150㎡
工事費予定額は、建築工事届け時点の予定額です。
工事費坪単価は、建物の床面積1坪に対してどれぐらいの建設費がかかったのかを算出したものです。床面積の1坪を㎡に換算すると約3.3㎡となります。
坪数 = 延床面積 ÷ 3.3㎡
坪単価 = 建物の本体価格 ÷ 坪数
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ただ、どこのハウスメーカーや工務店に依頼したらいいか分からないという方も多いかと思いますが、そういった場合はハウスメーカー一括プラン提案サービスというのを使うのも1つの方法です。
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こちらの詳しい内容については、「見積書を信じてはいけない裏側大公開」にまとめていますので、ご確認ください。
樹種名 | イペ |
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別名 | パオオペ、ラパチョ |
分類 | ハードウッド |
耐用年数 | 25年以上 |
材色 | 黄茶褐色 |
比重(kg/m3) | 0.95~1.12 |
加工性 | ★★ |
耐久性 | ★★★★★ |
防虫性 | ★★★★ |
アクの出 | 多い |
特徴
- 高級感のある美しい木目
- 色目にばらつきがある
- 耐朽性が高く耐用年数は25年以上
- 水に強い
- 加工時にかぶれる可能性がある
- 価格が割高