一昔前では戸建住宅であってもアパートやマンションであっても表札が当たり前のように出ていました。
中には家族全員の名前が書かれた表札もありましたが、最近はプライバシーの保護や防犯の観点から表札をつけない住宅が多くなってきています。
こちらでは表札をつける・つけないメリットや、つけないとどうなるのかについて、わかりやすく解説しています。
表札とは?
表札とは、居住者の姓や名を記して、門や玄関などに掲げる札のことです。
これまで、郵便配達や来訪者が見分けがつくように便宜から表札をつけることは多かったです。
表札をつけるメリット
表札を付けるメリットとしては誰が住んでいるか周囲の人たちにわかるということです。
主にメリットと感じる方は郵便や宅配便の配達業者と訪問者です。
基本的に住所から場所を特定しますが、最終的には表札を見て本当に訪問先かどうかを確認します。
配達業者別としても予定のある訪問者を迷わせないための心遣いという意味合いもあります。
表札をつけないメリット
最近表札をつけなくなった主な理由はプライバシーの保護と防犯性です。
昔は、卒業アルバムに住所や電話番号まで掲載されており、プライバシーの概念があまりありませんでしたが、最近は、どんな犯罪に巻き込まれるか分からないので、必要以上に個人情報を公開したくない人が多くなってきています。
表札をつけないことで必要以上に個人情報を公開しないで済むので、少なからず犯罪に巻き込まれる不安を払拭することができます。
逆に、表札をつけることで不特定多数の人に名前が知られてしまうデメリットから表札を付けるメリットを感じないという理由で表札をつけない方も多いです。
表札をつけない派は50%!?
ある調査によると戸建住宅で表札をつけない方は約23%で、まだまだ戸建住宅では表札を出すしては多いのが現状です。
逆に賃貸住宅の場合は、約75%の方が表札をつけないとの結果から、総合して50%の方が出さないという結果になっています。
賃貸住宅よりも持ち家の戸建て住宅の方が所有感が強いという意識があるため表札を出す方が多い印象があります。
表札をつけないと困ることは?
表札をつけないデメリットとしてよく挙げられるのがコミュニティ関係です。
基本的に誰もが、地域のコミュニティのなかで生活しており、表札をつけないと周りの方が困ることがあると考えている方が少なからずいます。
この顕著な意見がこちらの質問でありました。
表札をつけないのは「マナー違反」とか「常識がない」いう考えの方や、郵便配達で困ることを考えていないという意見もあります。
ちなみに、郵便や配送業者の方に聞くと、戸建住宅であれば、一度訪問すると表札がなくても覚えており、そこまで困らないとのことです。
逆にマンション名や部屋番号がないと困るみたいですが、、、