注文住宅で家を建てるときは、家の中の話が中心で、外構は後回しになってしまいます。
ハウスメーカーや工務店の見積書でも建築工事と外構工事は別で分けられます。
外構工事の詳細を後回しにするとトラブルの原因にもなりますので、建築工事と同時進行で考えたほうがよいです。
こちらでは、外構工事の見積もりのタイミングはいつがいいのか、外構工事で失敗しないための3つポイントについて、分かりやすく解説していきます。
見積もりを依頼する3つ方法
まず、外構工事の見積もりを依頼するには、主に以下の3つの方法があります。
- ハウスメーカーや工務店に見積もり依頼する
- 外構業者へ直接見積もり依頼する
- 一括見積もりサービスを利用して複数の外構業者へ見積もり依頼する
ハウスメーカーや工務店に見積もり依頼する
ハウスメーカーや工務店で注文住宅を建てる場合は、ハウスメーカーや工務店経由で外構工事を依頼することが多いです。
見積もり依頼についてもハウスメーカーや工務店にお願いします。
建築工事も外構工事も窓口が一本で済むので対応が楽ですが、中間マージンが発生するので見積もり金額は割高になってしまうケースが多いです。
外構業者へ直接見積もり依頼する
住宅はハウスメーカーや工務店に工事を依頼して、外構工事は専門の外構業者へ直接依頼することもできます。
直接外構業者に依頼するため自分で探さなければいけないデメリットがあります。
一括見積もりサービスを利用して複数の外構業者へ見積もり依頼する
プランニングや見積もりを複数の外構業者へ一括で依頼できる外構工事一括見積もりサービス をもあります。
こちらは必要な情報を入力して送信をすれば自動的に複数の業者に見積もり依頼ができます。
外構工事の見積もりのタイミング
外構工事の見積もりタイミングは、基本的に契約を結ぶ前の計画段階が一番よいです。
基本プランはオプションに注意
家を建てるといっても契約の内容や進め方はさまざまです。
ハウスメーカーの中には、建築工事と外構工事も含めた金額で提示される場合もありますが、よくあるのが基本プランというもので、標準仕様としてある程度モノが決まっており、そこから選ぶというものです。
例えば、インターホンやポスト、表札の機能をまとめた機能門柱を選ぶ際には、標準仕様となる品番が決まっており、宅配ボックス付きのものに変更したいとなると、ハウスメーカーによっては、オプションで金額が上がったり、取り付け不可となる場合があります。
この品番を決めるタイミングというのが後回しになると、後になって契約してた金額よりも高くなって失敗したという方がとても多いです。
この基本プランのやっかないところは、何かと融通が利かないところです。
実際にあった事例で言えば、基本プランの中に1階と2階に2つのトイレがあり、費用を減らそうと「2階のトイレはいらないので、安くしてください」というと、「基本プランから外れるので逆に高くなります」と言われた方もいました。
他にも床の単価を下げようと思って、安い床材を探して「これでお願いします」と担当の人に話をしたら「標準の床材ではないので、1,000円/㎡アップします」と言われた事例もあります。
標準以外は全てオプションで金額上がることがありますので、契約の前段階で基本的に全て決めていた方が予算内に収まり失敗しません。
設計段階で概算見積もりを依頼
先ほどは、建築工事と外構工事をまとめて契約する場合の話でしたが、外構工事は見積金額に含まれないことが多いですが、外構業者をハウスメーカー経由で依頼しても、自分で探してきても問題ありません。
直接外構業者へ見積もり依頼するタイミングは、まずハウスメーカー経由で見積もり依頼しましょう。
その後に、直接外構業者へ同じ外構プランで見積もりを依頼しましょう。
外構工事の失敗の多くは、後になってお金がかかったということです。
後回しにされやすい外構工事だからこそ、先に見積もりをとって、どれぐらい業者間で金額が違うのか、どれぐらい費用がかかるのかを把握しておきましょう。
直接依頼するなら最低3社から相見積もり
見積金額を比較する場合は、複数業者から相見積もりを取ることが多いですが、最低でも3社から取るようにしましょう。
なぜ3社かというと、2社だけの場合、どちらかが高い見積書で、もう一方は安い見積書です。
この高い安いという判断が、2つの見積書からではできないので、3社見積をとることで、比較しやすくなります。
複数業者に依頼するのが手間と言う方は「外構工事一括見積もりサービス 」を利用すれば、 簡単に見積依頼ができます。
一括見積もりサービスで見積をとったけど、内容で判断できないという方は、無償で相談を承っていますので、見積書を見てもらい方は「見積書無料相談および見積査定依頼フォーム」までご連絡ください。