カーポート選ぶ際に、どういった選び方をしたらいいのかわからないということが多いです。
カーポートには、たくさんの種類があり、車のサイズや予算によって大きく変わってきます。
こちらではカーポート選ぶ際にどういった基準で選んでいけばいいのか失敗しないカーポートの選び方について、分かりやすく解説していきます。
カーポート選びで重視する部分は?
カーポート選ぶ際には何を一番重視するかが重要です。
例えば、なるべく安く抑えたいのであれば、1番重視するポイントは「価格」になり、車が大好きでできる限り長く乗っていきたいのであれば、「機能性」を重視するということになります。
人によって重視する部分が違いますので、まずは以下の4つから優先順位を考えましょう。
- 費用
- 耐久性
- 機能性
- デザイン性(形状や色など)
ポイントになるのが費用との関係性です。
- 耐久性の高いものは価格も高い
- 機能性が高いものは価格も高い
- デザイン性の高いものは価格も高い
一般的にカーポートメーカーの商品を購入する場合は、30万円程度の費用がかかります。費用の優先順位が一番で、10万円台で考えている方は、昔ながらの塩ビの波板を使ったカーポートか、DIYで自作するかのどちらかです。
30万円以上予算のある方は、耐久性あるいは機能性を一番に重視すると良いでしょう。
費用
費用は、カーポートに掛けられるお金になります。
屋根があれば十分でとにかく安く抑えたいと考えている方は、費用の優先順位が一番高いです。
耐久性
カーポートの種類もピンキリで、耐用年数が数年しかもたないカーポートもあれば、10年以上もつものもあります。
費用と密接な関係があり、長く持てばそれだけ費用対効果の高い買い物になります。
機能性
機能性は車を守る性能のことで、 塗装や色あせ、車内シートの日焼けを防止するには紫外線をカットする屋根材を選択するなど、カーポートの機能を重視します。
デザイン性(形状や色など)
カーポートでよくある悩みが色の選び方です。
見た目のデザインや色にこだわる方も多いです。
デザイン性の高いものは価格も高い傾向にあるので、費用よりもデザインを重視する方はハイランクのカーポートを選択します。
カーポート選びの流れ
カーポート選ぶ際には以下の順番に考えていきます。
- ①車のサイズを調べる
- ②地域の積雪量と風速を調べる
- ③カーポートに必要な機能を決める(屋根材の選定)
- ④カーポートのタイプを決める
- ⑤候補を決めて、費用を比較する
- ①車のサイズを調べる
①車のサイズを調べる
まず所有している車のサイズを調べます。
車のサイズは大きく分けて「軽自動車」「小型自動車」「普通自動車」で分かれます。
カーポートのサイズを決める際には、車の寸法や乗り降り幅も考慮して、どれぐらいの大きさが必要かを決めましょう。
車のサイズについては【 カーポートのサイズの選び方!車の寸法と乗り降り幅に注意! 】で詳しく解説していますので、ご確認ください。
②地域の積雪量と風速を調べる
カーポートで選びの重視する部分で「耐久性」を選んだ方は特に積雪量と風速についてよく考えましょう。
カーポートが壊れる原因は カーポートは保存する多くの原因は積雪により押しつぶされたり、台風など強い風により煽られ屋根材が破損したりすることです。
積雪量の多い雪であれば、それに耐えるカーポートを選択する必要があり、台風がよく通る地域であれば強い風に耐えるカーポート洗濯しなければいけません。
その基準となるのが、「耐積雪強度」「耐風圧強度」です。
耐積雪強度とは、雪が積もった場合どれぐらいの量の雪が屋根の上に積もっても耐えられるかという強度のことで、耐風圧強度とは、屋根がどれぐらいの風圧に耐えられるかという強度のことです。
カーポートではどちらも数値が公開されていますので、それに適した革コート選びましょう。
③カーポートに必要な機能を決める(屋根材の選定)
カーポートの一番の役割といえば車を守ることです。
屋根をつけることで、雨や雪にさらされずに、車を長持ちさせることができますが、機能性を一番重視する方は以下の2つがポイントとなります。
- 紫外線
- 赤外線
紫外線
紫外線は、車の塗装や色あせ、車内シートの日焼けの原因ですって、紫外線をカットする屋根材を選択肢としてはあります。
赤外線
赤外線は暑さの原因となるものです。
真夏に車に取ろうとすると車内温度が高くとても不快な思いをすることが多いです。
この真夏の車内温度の上昇を抑える効果があるのが、赤外線を遮断や給する屋根材です。
メーカーでは、「熱線吸収ポリカーボネート」「熱線遮断ポリカーボネート」と呼ばれています。
④カーポートのタイプを決める
カーポートのタイプには、主に以下の5つのタイプがあります。
- 片流れタイプ(片側支持)
- 後方支持タイプ (後方支持)
- M合掌タイプ(両側支持)
- Y合掌タイプ(両側支持)
- ワイドタイプ(両側支持)
ポイントとしては、柱の位置が重要です。
駐車スペースが狭い場合は両側に柱があると邪魔になりますので片流れ大家後ろ側に柱がある後方支持タイプを選択することになります。
2台以上駐車スペースを設ける場合も、両側に柱があるワイドタイプか、車の間にも柱がある M合掌タイプ・Y合掌タイプのいずれかになります。
カーポートのタイプも【 カーポートのサイズの選び方!車の寸法と乗り降り幅に注意! 】で詳しく解説していますので、ご確認ください。
⑤候補を決めて、費用を比較する
カーポートに必要な機能をまとめたらそれ似合うカーポートの候補をいくつかあげましょう。
いくつかある中でデザイン性を重視する場合はどのデザインが一番いいか選択します。
費用を重視する方は、その中で一番安いものが選べば機能性は十分確保されていますので、問題ないです。
費用は価格+施工費
設置するカーポートを選択したら、購入あるいは施工をお願いすることになります。
カーポート業者あるいは外構業者に依頼する場合は、本体価格に業者の施工費を含めなければいけません。
施工費については外構業者によってバラバラで、安いのか高いのか判断が難しいところがあります。
そういった場合は、必ず相見積もりをとりましょう。
相見積もりとは、複数の業者に見積を依頼することです。
業者に依頼する方法が分からない方や複数の業者を探すのが手間だという方は、外構工事一括見積無料サービス を使うのも1つの方法です。
部分的なカーポート工事でも一括で複数業者から見積書をもらうことができます。
外構業者も一括見積をしていることはしっていますので、断られてもガツガツした営業はあまりしてきません。