カーポートを選ぶ時に、意外と悩むのがカーポートの色です。
カーポートの色はメーカーごとで異なりますが、基本的には好みの色で選ぶのが一番です。
ただ、設置予定のカーポートの色 に制限があったり、後で失敗したと感じるのもこの色設定です。
こちらでは、カーポートの色の種類や失敗しない選び方について、わかりやすく解説しています。
カーポート3大メーカーの基本色
カーポート選ぶ時に一番多く目にするのが、カーポートの三大メーカーであるLIXIL・YKKAP・三協アルミです。
おそらくほとんどの方はこの3社のいずれかのカーポートを設置予定かと思います。
まずは、カーポート3大メーカーの基本色を把握しましょう。
LIXIL
柱・フレーム
LIXILの柱には「シャイングレー」「ナチュラルシルバー」「ブラック」の3色があります。
どの色も、寒色系のカラーになります。
グレー色は、モダンなモノトーンカラーでどんな色とも調和できるカラーです。
屋根・天井材
天井の色にはシリーズによって異なりますが、大きく分けて以下のようになります。
クリエペール(PA)、クリエラスク(QA)、クリエモカ(RA)、クリエダーク(SA)、柿渋(KB)、チューリウッド(WP)、オーク(WQ)
YKKAP
柱・フレーム
YKKAPのカーポートの柱の色は以下のような種類があります。
- ブラウン
- カームブラック
- プラチナステン
- ピュアシルバー
LIXIL同様にアルミ材で寒色系の色でまとめられています。
屋根・天井材
屋根材には、ポリカーボネートやFRP板、スチール折板、アルミ樹脂複合版などがあります。
それぞれにも色指定がありますが、まとめると以下の種類があります。
屋根の種類 | 色 |
---|---|
ポリカーボネート板 | アースブルー、スモークブラウン、トーメイマット |
熱線遮断ポリカーボネート板 | アースブルー(マット調)、クリアマット |
熱線遮断FRP板 | アッシュグレイ |
三協アルミ
柱・フレーム
三協アルミのカーポートの柱の色は以下のような種類があります。
- アーバーングレー
- ブラック
- スモークグレー
- ダークブロンズ
- サンシルバー
屋根・天井材
天井材としては以下のような種類があります。
- トラッドバイン
- オレンジチェリ
- ビターグレイン
- シルキーノーチェ
失敗しないカーポートの色の選び方
カーポートの色選びで失敗する原因の多くは、周辺との調和です。
カーポート周辺の調和
カーポートの周辺で目に付く色と言えば、基本的にインターホンやホストなどがついている機能門柱、玄関扉、門扉、フェンスの色などがあります。
それぞれがバラバラのカラーを選んでいると見た目的ににも綺麗ではありません。
バラバラな色を使うよりも統一されて揃えた方が見た目的にも綺麗に映ります。
カーポートまわりの色と合わせたトータルコーディネートで考えましょう。
統一するなら同じメーカーの商品を選ぶ
LIXILには共通の木目色として「クリエカラー」があります。
これは住宅全体で一体感が生まれるように色々な建材で統一されている共通の木目色となります。
クリエカラーには、色彩学に基づき明るさや色味のバランスを整えた以下の5色があります。
- クリエホワイト
- クリエペール
- クリエラスク
- クリエモカ
- クリエダーク
こちらの色はカーポートの天井材や玄関扉でも使われる色です。
玄関扉もカーポートも同色を使うことで、住宅全体で一体感が生まれます。
建材メーカーでは共通カラーで色々な商品に展開していることが多いので、一度確認してみましょう。
車の色と合わせる
カーポート中に入るのは、もちろん車ですが、車にも様々な色があります。
カーポートの色の組み合わせで色々と変わってきます。
もしも、車の色がシルバーやブラック以外の有彩色であれば「モノトーン+有彩色」の組合せがオススメです。
モノトーンは、どんな色とも調和する万能カラーですので、カーポートの色をシルバーやブラックのモノトーンにすれば、どんな車の色でも合うので、おすすめです。
色選びは最後
カーポートを設置する理由で、色を1番に重視している場合は別ですが、基本的に色選びはカーポートの種類を決定してから、そのカーポートで展開されている色の中から選びます。
色からカーポートの種類を選ぶと、例えば雪国であれば、積雪に耐えられないようなカーポートしかなかったり、機能性で失敗してしまうこともあります。
カーポートを設置する理由を考えてから、最後にいろ選びをすると失敗がありません。