家づくりを進めている方で、いつのまにか「建てること」が目的になっていませんか?家づくりが具体的になるほど、お金の話や決めなければいけないことが増え、建てることだけに意識がいって、住んだ後に不満がでたり住みづらくて失敗したという話はよくあることです。
家づくりの目的は「家族が幸せに暮らすこと」です。
これから家づくりをはじめる方は、家族が幸せに暮らせる家づくりを心がけましょう。
これから注文住宅を建てようと考えている方は、まだ家漠然としたイメージしかもっていないと思いますが、その漠然としたイメージをより分かりやすくするために家を建てる目的や目標をリストアップしていきます。
家づくりでは、どういった暮らしがしたいのか住むことをしっかり考えて家族で話し合いながらリストアップしましょう。
こちらでは、これから家づくりをはじめる方、注文住宅を建てると決めた方向けに、以下の5つの項目で詳しくまとめています。
失敗しない家づくりのポイントは「家族の要望」と「今住んでいる家の不満」をまとめることです。
- 割合的に建売と注文どっちが多いのか?
- 価格面で建売と注文どっちが安いのか?
- 全国や住んでいる地域の価格相場はどれぐらいなのか?
家族の要望をまとめる
実際に家を計画したときに家族会議でまとめたリスト
今の生活と理想の生活の違いから知る
今の生活を解消するための新しい生活
「理想の家」と「今の家の不満」から決めていくと分かりやすい。
①とりあえず済みたい家を描く理由も
②今の住まいの不満
なぜそれが不満なのか理由をかく
よくある不満リスト
不満リストまとめる
日当たりが悪い
冬場極端に寒い部屋がある
収納スペースがない
キッチンが狭い
必要な機能や設備を考える
優先順位を付ける
家の広さを決める
理想な間取りプランをいくつかつくる
ページたくさん
また、予算を割り出す
ここで、最終的なイメージとあまりかけ離れていないイメージができあがります。
生活の変化家族構成の変化の可能性を買う
①現在の家族の人数で過ごすのはあと何年か?
② 子供部屋の数は子供の人数が必要か?
⇒大きな部屋分けて使う
⇒リフォームの可能性は?
③今後の親との同居の可能性はあるか?
⇒同居になった場合の親の教室は?
⇒介護のための広い空間確保やリフォームの可能性は?
④子供の結婚で同居する可能性は?
⇒二世帯住宅にするか?
⇒ 住み分けをどうするか?
必要な部屋をピックアアップ
実際に家を計画したときに家族会議でまとめたリスト
まずは、どんな感じでまとめればいいのか、実際に我が家で注文住宅を建てる際に家族会議でまとめたリストを紹介するとこちらになります。
ここではまだ家作りが始まったばかりですので、ざっくり思ったことを並べましょう。
私が家を計画するときに家族で話し合った内容こちらです。
- 家族の安全のために耐震は重視したい
- 快適に過ごすために断熱にはこだわりたい
- 子供が巣立つまでの家で老後は別に一軒建てる
- 今回計画の家は将来、売却・賃貸用物件としても考える
- 将来売却・賃貸を考えるなら立地の良さを考慮する
- シンプルでお金をかけないためにローコスト住宅を目指す
- 子供の今の環境を考えるならエリアは同じ校区内が理想
- 土地が見つからない場合、どこでも仕事ができるので場所にはこだわらない(県外でもOK)
- ローコスト住宅で費用を抑えるなら構造は木造住宅
- ゆっくりくつろぎたいからリビングは20畳ぐらいほしい
- 仕事部屋は集中したいから小さくてもいい
- アイロン台やミシンを出したりするのが面倒だから家事室がほしい
- 衣替えをするのが面倒だから家族全員のウォークインクローゼットがほしい
- 実家にあってとても便利だから食料庫がほしい
- 振り返ると首が痛いから対面キッチンがほしい
- ゆっくりお風呂に入りたいから足が伸ばせるだけの広さがほしい
- 本がありすぎるからまとめて置ける書庫がほしい
- 両親が泊まれる和室がほしい
- 子供がハウスダスト・花粉アレルギーだから室内で干せるサンルームがほしい
- おもしろいから3階建てがいい
- かくれんぼができるから広い家がほしい
- 隠れて遊べるから子供部屋がほしい
- 普通に遊ぶから子供部屋の広さは3帖ぐらいあればいい
- 部屋の広さが3帖だからデスク付きのロフトベッドでいい
- みんなと入りたいから大きなお風呂がほしい
- 本がいっぱいあるから図書館みたいにしたい
- 遊べるから迷路みたいな家がいい
- おばあちゃんちみたいに我慢できないときは2階でトイレができるトイレは2個ほしい
- 2階は怖いから勉強机は1階にしてほしい
- おばあちゃんちみたいに広い玄関でおしゃれな感じがいい
話し合いリスト
- 住むエリア⇒理由(学校の校区内だから、防災マップから)
- 土地の大きさ⇒(建物の広さから考えるのと、予算からきめる)
- 建物の大きさ⇒エリアの建蔽率・容積率(家族構成から必要な部屋の洗い出し、部屋の数)
- 予算(おおまかな予算は把握している)
- 建物のイメージ(仕様、外壁、内装、テイストどれがいいか)
- 間取り(リビングが広いほうがいいとか)
- 設備(システムキッチン・お風呂)
- 将来の理想計画(将来どうしたいか、どうなるのか、子供の成長)
- 一生すむのか、住み替え予定あるのか
- 建物の構造(木造・S造・RC造、耐震性・断熱性・機密性)
- 家が本当に必要か
利便性が高い(立地のよさ)
マンションは一戸建て住宅と比較して最寄り駅から通勤できる徒歩圏内の場所に建てられることが多いです。都市部では駅の近くに商業施設もあり、生活しやすい環境が整っています。
駅近くの土地は坪単価が高く、手が出ないことが多いですが、マンションなら一戸建て住宅よりも比較的簡単に住むことができます。
通勤のしやすさを重視する人や車をもっていない人は、特に利便性を重視してマンションを購入される方が多いです。
・通勤のしやすさ重視の方や車をもっていない方は、利便性重視でマンションを選ぶ
ライフプランから考える
夢や目標を実現するために計画を立てて具体的に行動することをライフプランといいます。
家族の夢や目標
子供の教育
子供の教育と老後のこと
ここでは、実現可能不可能は別として理想の家をとりあえずピックアップします。
これらをもとに実際にモデルハウスをみたり、具体的にイメージしながら理想の家を少しずつきめていきましょう。
理想の家とは、まったく不満がなく快適に日常生活が送れる家のことです。
誰もが家族が幸せに暮らせる家を建てたいと思っているはずです。
10年後20年後も後悔しない家づくりを目指しましょう!
話し合いをするときは、住宅雑誌があると便利です。近くの図書館から借りてきて、どんな家に住みたいのかどういう風に過ごしたいのかを考えて見ましょう。
どんな暮らしがしたい
どんな設備がほしいか
ポイントは「理由」と「希望」をセットに書くことです。
よく広いリビングがほしいとか、開放感がある大きな窓をつけたいとか、希望をいう人がいますが、なぜそうしたいのか理由を明確にするとほんとうに必要なものかの取捨選択もできるようになります。
土間が好きだから土間をつける
非現実を体験したいからなるべく旅館イメージが好きだから
本当は家族全員に話をまずはまとめることです。
ママとしたイメージから知識をつけることでピシッとしたぴったりとした家づくりにして
まずは家族でしっかりと話し合いをして、
・自分たちが何のために家を建てるのか、
・そこでどんな暮らしをしていきたいのか、
将来的なことも含めて
家づくりのイメージや目的を明確にしておきましょう。
最初から細かく決める必要ありません
ざっくりでいいのでイメージがつきやすいように決めていきましょう
暮らしに重点を置いた家づくりが成功の秘訣です。
暮らしにフォーカスした家を建てるには、
事前に家族で話し合いの場をもつことが大切です。
「どんな家がほしいか?今どきの家はどんな家か?」と考えるのではなく、
「どんな暮らしがしたいのか?そのためにはどんな家が必要か?」
このような視点から家族で話し合います。
家づくりのイメージがざっくりとできたら次はそれを実現するために知識を増やしていきます。
この段階でまだ業者にモデルルームを見たり業者に連絡して幸せをしてはいけません。
業者さんの話の内容がある程度わかることやどういう事言ってんのかをある程度把握するためには事前に最低限必要な知識を身につけておきましょう。
そして業者さんの話をするので聞いた上で自分の中で納得できるような話をする業者さんを選ぶのが一番です。
将来の変化を予想するとですね
まとめ
ここまで予算からどのぐらいの広さの土地でどのくらいの大きさの注文住宅が建てられるのかを説明しました。改めて要点をまとめると以下になります。
費用面で考えるなら、支払い可能な予算内に収まるを考えたほうがいいです。月々の支払いができる予算内で家を考えたほうがいいです。
マンションか一戸建てを選ぶ場合は生活パターンやライフスタイルに合わせて考える
車を持っていない世代やシニア整備は駅近くにあるマンションがおすすめ。
子供のひなみさんたい場合は一戸建ての方が気軽に遊べる
予算 = 自己資金(親・親族からの資金援助含む) + 住宅ローン
【住宅ローンシュミレーション】毎月返済額・融資金利・返済期間・返済方法から借入可能額を把握
【土地の広さと建物の大きさ】- 建蔽率・・・土地の広さで建物の大きさが決まる
- 容積率・・・土地の広さで建物の延床面積が決まる
土地を所有している方は、土地代がかからない分建物にかけられる金額が多くなりますが、ほとんどの方は土地を購入して注文住宅を建てられます。
今後土地探しをする際にどれぐらいの家が建てられるかエリアで制限されていますので、予算と土地の情報からどのぐらいの広さの土地でどのくらいの大きさの注文住宅が建てられるのかをイメージしましょう。
土地を業者に探してもらう場合も業者の話を鵜呑みにしたり、丸め込まれないようにするためには、しっかりポイントを押さえて注文住宅の計画を立てることが大切です。
現在、注文住宅で計画を考えられていると思いますが、選択肢を元にもどって一度見直してみましょう。メリット・デメリットを知ることで後々後悔することもありません。
すでに注文住宅と決めている方は次の家族の意見をまとめることからはじめように進んでください。
注文住宅と建売住宅どちらかで悩んでいる方へ

マイホームのマンション購入を考えている方へ

マイホームの選択を決めた方へ
マイホームの選択が決まった方は、次は家賃から大まかな予算を把握していきます。